パキスタン報告(21~28)

2011.02.04

技術移転訓練

 JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

  JMASでは、プロジェクト実施の各村で住民による施設の維持・管理のために、水道組合を組織してもらいます。それは、JMASのプロジェクト が終了しても、また、JMASがパキスタンを去った後でも、維持・管理が住民の力で、できるようにするためです。訓練日当日は、ガヘル村水道組合(17 名)およびラス・コタール村水道組合(13名)の2村合同で実施し、当日、両組合員の人で参加できる人たちに集まってもらいました。

説明は、施工業者によって行われ、タンク管理、水質検査などの説明書と簡単な管理記録を、水道組合に手渡しています。

訓練を受ける組合の人たち

訓練内容を説明する施工業者の方

技術指導を行う施工業者の方

技術訓練を受ける組合の人

 また、ラス・コタール村のメインタンクは完成していました。

完成したタンク

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2011.07.01

第3次パキスタン水道改善事業がスタートしました。

 JMASパキスタン代表
高倉 文敏

 2011年6月28日、日本大使館大使公邸において本件贈与契約書に署名し、第3次水道改 善事業がスタートしました。この事業は、水不足に悩む山村地区における既水道施設の修理と新設を行なうもので、今次プロジェクトでは水タンク10個の新設 と12kmの水道管を敷設する予定です。これまでの事業を通じ、多くの村人から清潔な水の供給のみならず、女性や子供達の重労働を解放するものとして高く 評価されております。
また、施設完成後は地域住民が管理組合を組織し自ら維持管理に当たることとしており、彼らの自己責任能力の向上も目指します。

  

 新聞報道

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2011.08.29

住民説明会

JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

パンジャブ州マリー地区郊外水道改善事業(第3次)の工事を本格的に開始するため、住民を代表するシハンナ村の水道組合等へ挨拶とともに、この事業が日本国民の皆さん、日本政府の協力を得て開始される旨伝えに参りました。
今回の事業は、水源地のある村と事業を行う村とは別の村であるため、水源地から事業地のシハンナ村への水道パイプはスイ村という別の村を経由します。そのためスイ村の地主の皆さんにも事業への協力をお願いしました。


(スイ村の地主と握手する代表)(向かいの斜面にパイプが敷設される)

シハンナ村での会合は、JMASが事業を行うにあたり、水道組合との約束事項および水道組合の責任事項について説明し、最終確認を行いました。


(シハンナ村水道組合との会合) (村人から話を聞く代表)

(村の子どもたちとともに)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2012.02.02

水道改善事業工事進捗状況

JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

水源地およびシハンナ村で工事進捗状況確認を行いました。水源地タンクは既に完成し、パイプ はシハンナ村の村境まで敷かれており、パイプの先から水が流れていることを確認しました。サブタンクは8基中、3基完成、3基が工事中でした。今後残る2 基と1基の改修作業に移行する予定です。


(積雪に覆われた水源地へ向かう道路)(完成した水源地タンク(右側のパイプは空気坑)


(メインタンクの基礎工事が始まりました。) (外壁化粧作業中のサブタンク)


(型枠作業中のサブタンク)        (サブタンクの設置を喜ぶ村人たち)
 
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2012.02.22

水道改善事業工事進捗状況(2)
-シハンナ村-

JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

シハンナ村へタンクの建設進捗状態を確認に行きました。パイプラインは既にメインタンクまで 到達しており、あとはメインタンクとの接続を待つのみとなっていました。全てのサブタンクは外枠が外され、8基中5基は、タンクの外壁が白く塗装されてい ました。また当日は時々小雨が降る中、建設作業も止まることなく進んでいました。今後、メインタンクの内部仕上げとタンク1基の改修および水質検査、破損 等の応急対応などの技術移譲を行う予定です。


(工事中のメインタンク)(外枠が外されたタンク)


(白く塗装されたタンクと接続されたパイプ)(点検のため貯水したサブタンク)


(整理整頓された作業具)   (展張した防水シートの下で作業する作業員)
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2012.03.20

水道改善事業工事進捗状況(3)
-シハンナ村-

JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

3月5日、シハンナ村へタンク建設の状態を確認に行きました。メインタンクおよび全てのサブ タンクは外側に白く化粧塗装され、タンク内は1度洗浄が行われていました。新設サブタンク8基中7基はタンクにパイプが接続され、白い化粧塗装が施されて います。残る1基へのパイプ埋設作業はラストスパート段階にあり、本事業の核心である水道施設の建設が終了するのは間もなくとなりました。


(残り1基のサブタンクへ掘削作業中)    (パイプラインに接続されたタンク)  

注水前のメインタンクの内部に入りタンク内を確認しました。

(メインタンク内)

またメインタンクに接続されるパイプから流れる水の水質検査を行ったところ、水の状態は良好 であることが確認されました。また、全工事終了後、再度水質検査を行う予定です。下記は水質検査の写真ですが、採取から30時間たってもきれいであること が確認されています。(24時間から48時間以内に水の色が青または緑に変色した場合は飲料には不適当という結果が得られます。)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2012.05.07

技術移譲訓練

JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

JMASは、住民の皆さんに供与した水道施設を末永く使ってもらうために、パイプなどが破損した場合の修繕方法などの訓練を施工会社の協力を得て実施しました。また、維持・補修訓練時には、補修用資機材も引き渡し、村の指導者に適切に管理してもらえるよう指導しています。
水道施設工事がほぼ完了し、村人が本施設を待ち望んでいたかのように歓待してもらいました。また組合代表者からの挨拶では、末永く使っていくとの誓いの言 葉が述べられ本事業に携わった者として心強い思いをしました。この訓練には水道管理組合役員に加え、多くの住民達が参加し、この事業に対する関心の高さが 伺えました。


(開始前の代表挨拶)     (接続の仕方を講義する施工会社)

また、衛生上、タンクの清掃は欠かせません。3ヶ月に1度清掃するように指導しています。


(参加した住民達)      (水質検査方法を展示する施工会社)

展示説明のあとには資機材で実習を行いました。

(レンチで接続する住民)       (パイプを切断する住民)

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2012.05.28

シハンナ村竣工式

JMASパキスタン事務所
プログラム・オフィサー
櫻井 佑樹

5月21日~25日までJMAS会長の先崎がパキスタンを訪問し(訪パ時の他の行事は別で報告)、シハンナ村で竣工式が挙行され、式典に出席しました。まず、会長はメインタンクを訪れ、テープカットを行いました。


(テープカット前のお祈り)    (テープカットを行う会長)


(配水バルブをひねる会長)    (住民がつくったバナーの前にて)

次に、式典会場へ向かいました。村の小学校の子どもたちが、日・パ両国の旗を振って歓迎してくれました。会長は国旗を振ってくれる子どもたち一人ひとりと握手し、歓迎に応えていました。

左(日・パ両国の国旗を振って歓迎する子どもたち)
右(子どもたち1人1人と握手する会長)

式典は、代表の開式の辞に始まり、会長の挨拶のあと、水道組合の副組合長へ水道栓模型の引渡し、そして事務局長から感謝の言葉が述べられました。その中で日本からの援助は見返りを求めない真心溢れるもので心から日本国民の皆さんに感謝していると述べていました。


(開式の挨拶をする代表)      (式典に参加した村人)


(挨拶する会長)     (水道栓の模型を副組合長に引き渡す会長)

また当日参加していた、小学校の校長先生の強い要望で地元の小学校を急遽訪問しました。水が近くで手に入ることで、子どもたちが勉強にも集中できるようになります。


(子どもたちと話す会長)

最後に、日本国民の皆さん、ありがとうございました。シュクリア・メルバーニ。


(メインタンクの前で)      (歓迎してくれた小学生たち)

寄付・ご支援について

あなたのご支援で、各国の子供たちの自立を

寄付の申し込みはこちら
  • 動画を見る
  • sidebtn02
  • loginbtn
  • facebook
 

 

rogo2