カンボジアにおける地雷/不発弾処理事業

活動状況

 

カンボジアは、ベトナム戦争とその後の内戦により、全土が地雷・不発弾に汚染され、死傷者数は、現在でも毎年200~300名に達しています。

JMASは2002年からカンボジアにおける不発弾処理を、2006年から地雷処理事業を継続実施し、これまで4.35㎢を安全化し、462トンの不発弾を処理しました。

この間、現地のパートナーであるCMACの隊員に処理技術を逐次移転しています。 処理跡地は、農地、住宅地、学校等の公共施設用地等として有効に活用され、地域の経済・社会活動に役立っています。

カンボジア王国とは

人口約1300万人、面積は日本の約半分。クメール王朝の遺跡として世界的に有名なアンコール・ワットが存在します。

19世紀半ばフランスの植民地となり、1949年にフランスから独立しましたが、ベトナム戦争が始まると国内も内戦状態となりました。1975年、クメール・ルージュの独裁者ポル・ポト政権が成立以来、

1979年までに、旱魃、飢餓、虐殺などで100万人以上とも言われる死者が出ました。内戦終了後、1991年10月にパリ和平協定が結ばれ、1993年には初の民主選挙が実施されました。

活動状況

カンボジアの地雷/不発弾

1965年~1975年のベトナム戦争間だけでも、275万トンに及ぶ爆弾がカンボジアに投下され、今でも多数の不発弾が残されています。 また国内には約400万~600万個の地雷が残っているといわれています。

被害者数は1996年当時の4320人から2009年には244人と減少していますが、この数字は世界で一番高い数字です。 

地雷/不発弾処理実施場所

地雷処理はバッタンバン州で、不発弾処理は現在コンポンスプー、タケオ、シェムリアップの3コ州で実施しています。

カンボジアにおける不発弾処理事業

カンボジアにおける不発弾処理事業はJMAS初の本格的国際貢献活動として2002年(H14)7月、カンボジア王国プレーベン州で開始されました。

2004年(H16)5月、プレーベン州にスバイリエン州及びカンダールの2個州を加え3個州に活動を拡大しました。 2006年(H18)8月、プレーベン州での活動を終了し新たにコンポンスプー州及びコンポンチャム州での活動を開始、4個州に活動を拡大しました。

2009年(H21)10月、スバイリエン州での活動を終了しました。

2010年(H22)10月、カンダール州、コンポンチャム州での活動を終え現在、継続中のコンポンスプー州に新たにシェムリアップ州及びタケオ州を加えた3個州で活動中です。

本事業は2002年の開始以来4個州での活動を終え、2015年までの間に現在活動中の3個州の他、コンポントム州、コンポンチュナン州、ココン州及びコンポット州の合計11個州での活動を完了する予定です。

活動状況

シェムリアップ州事業

シェムリアップ州は首都プノンペンの北西約300Kmに位置し人口約90万人、面積約10,000K㎡の州です(日本の岐阜県とほぼ同じ広さ)。

ここは、はるか昔から歴代の王がその力を競い合うかのように都城を築いた地であり、世界的に有名なアンコールワット等の遺跡群が点在します。 シェムリアップはカンボジアの貴重な観光資源を抱えるため外国からのアクセスがよく日本からの観光客も多く訪れています。 そのせいかJMAS活動への研修希望も多くスタッフは大忙しですがJMAS活動へのご理解と日本のカンボジア支援の広報のためと歯を食いしばって頑張っています。

コンポンスプー州・タケオ州事業

コンポンスプー州は首都プノンペンの西に隣接し人口約72万人、面積7,000K㎡の州です(日本の高知県とほぼ同じ広さ)。

この州は、内戦時代、シハヌークビル港と首都プノンペンを結ぶ交通の要所として激戦が行われた地です。 タケオ州は首都プノンペンの南に隣接し人口約84万人、面積3,500K㎡の州です(日本の鳥取県とほぼ同じ広さ)。この州は、日本の陸上自衛隊が初めてPKO活動を開始した歴史的な地でもあり、今もその跡地には当時の建屋が残っています。

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