2015/03/06
新井様と飯塚様によるJMAS現地見学ドキュメントレポートⅡ
〇 対人地雷爆破処理時
突然の「ド~ン」の爆破音に、お二人とも驚き、「体全体で風圧(爆風)を感じたよね」と興奮していました。
まだ?まだ?いつ爆発? 爆破の瞬間を緊張した表情で待つ
〇 ディマイナーとの懇談
爆破処理見学後のディマイナーとの懇談内容についてエピソードを紹介します。新井様から、「この仕事をしていて最も嬉しいことは何ですか?」」との質 問には、ディマイナーから「お給料が入った時です」との予期せぬ回答でした。続いて、飯塚様から、「それでは、逆に最も嫌だなと思うことは?」の質問をさ れると、これまた、間髪入れずに、「お給料が無くなってしまった時です」の回答には全員が大爆笑!! 何ともユーモラスなやり取りでしたが、見栄や外聞も 無く、着飾ることも無い彼女達の本音に接した懇談でした。
地雷処理隊員との懇談会 隊員の声に真剣に耳を傾けるお二人
見つめる先は…? ここでも、「はいポーズ」の一枚
【12時】 プチュウ食堂で昼食地雷処理現場の見学を終了し、コマツ支援により建設中のブーロン小学校見学前にプチュウの食堂で昼食をとりました。
あれこれ質問の横山主任 食事と健康の関連性を談義
【13時】 ブーロン小学校見学
いよいよ、最後にブーロン小学校の見学をして頂きました。
ブーロン小学校は、美人との噂の高い先生と生徒43名(1・2年生)の学び舎で、横壁が無く、土間に机を置いただけの山奥の小学校ですが、現在、コマツ様の支援により、校舎を建て替え中です。
クメール語で自己紹介の新井様 お二人の訪問に感謝する先生と生徒達
二度と無いであろう校舎前での集合写真 もうすぐ、新校舎に移動出来るよ
□ 最後に
お二人は、3時過ぎにJMAS事務所からプノンペンに向かい出発されました。
早朝から強い陽射しと30度を超える気温の中、JMASの活動を見学していただき、ありがとうございました。(終)
報告者: 今井 洋平(現バッタンバン地雷専門家)