2021/1/29
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2020年12月ミクロネシア活動報告
チューク諸島周辺海域(旧トラック島周辺海域)の戦没船の状況を詳細に把握し、水中文化遺産の保護対策及び観光産業の振興に寄与するため、今年度から3D画像を作成する事業を始めました。3D画像を作成するためには膨大な数の写真データが必要になります。
12月はその手始めとして、旧島名「夏島」の南、水深35mに沈む富士川丸(航空機運搬船、9,524 トン)を撮影することにし、写真データを取集する取り組みを開始しました。
また、引き続きチューク州職員に対する技術移転訓練も併せて行っています。
12月はその手始めとして、旧島名「夏島」の南、水深35mに沈む富士川丸(航空機運搬船、9,524 トン)を撮影することにし、写真データを取集する取り組みを開始しました。
また、引き続きチューク州職員に対する技術移転訓練も併せて行っています。
1 3D画像用写真の撮影
沈没船の3D画像作成の基礎となる写真データを収集するため、12 月 8 日、10 日、16 日及び 22 日の 4 日間、富士川丸の撮影を行いました。
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撮影に適した場所を選定中の専門家 |
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富士川丸を撮影中の専門家 |
2 技術移転訓練
チューク州の職員に対し、12 月 2 日、3 日、16 日及び 22 日の 4 日間、潜水訓練を行うとともに、18 日及び 21 日の 2 日間、3D画像作成のデータ処理訓練を行いました。
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訓練前のブリーフィング |
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水深35mでディープダイブ訓練中の州職員 |
![]() マスク破損等に備える脱着訓練を行う州職員 |
![]() 3D画像のデータ処理を行う州職員 |