2021年8月カンボジア活動報告

2022/2/14

2021年8月カンボジア活動報告

 カンボジアでは 2021 年 3 月 1 日に開始した「ストゥントレン州における不発弾(クラスター弾)機械処理を伴う復興支援事業(RSCS)」及び「バンテアイミアンチェイ州における地雷・不発弾処理を伴う復興支援事業(RSDB)」の 2 個事業を異状なく実施しています。また、コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」「農地整備支援(FMS)事業」をバンテアイミアン チェイ州とバッタンバン州で実施中です。コロナ感染者は前月に比し微減しているものの依然と して1日当たり 400~500 人の感染が確認されており、感染拡大防止措置が 9 月 9 日まで延長されました。事業への影響はありませんでした。9 月の中旬には 3 回目の予防接種が予定されております。

1.ストゥントレン州における不発弾(クラスター弾)機械処理を伴う復興支援事業(RSCS)

 8月は、探知で発見された不発弾の爆破処理を実施するとともに、クラスター子弾28発をクラ スター子弾除去機により破砕処理を実施しました。また、農業支援活動においては、大豆、ゴマ の播種を行うとともに、管理棟周辺に牛除け用の柵の設置を継続中です。セサン郡で241.3haの 汚染地域の処理を実施し、不発弾95発を除去しました。また、近傍の村等14か所において214名 に対し危険回避教育を実施しました。


クラスター子弾破砕処理

危険回避教育
処理により大豆の播種ができました

2.バンテアイミアンチェイ州における地雷・不発弾処理を伴う復興支援事業(RSDB)

 8月はCMACに対して、テクニカルサーベイ(組織調査要領)及び作業計画・命令書の作成要領 についての普及教育、実習を行いました。OJTで侵入経路の道路補修及び各チームにおいては、地雷等の探査、回収、処理を実施しました。農業支援では、巡回技術指導を行い、農業収 支の記録方法及び栽培工程等の指導を行いました。マライ郡で126.48haの汚染地域の処理を実施 し、対人地雷9発、不発弾18発を除去しました。また、近傍の村5か所において30名に対し危険回 避教育を実施しました。解放され汚染地域は、住民に引き渡され水田になります。


作業計画・命令書の作成

探査中の隊員

農業収支記録指導

3.コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」事業

 マライ郡内スロラウチュラム村の既存道の補強整備、側溝整備を行いました。またコミュ ーン関係者等の調整会議や合同調査・小学校の視察を行いました。既存道の補強整備の計画は 約5km、側溝新設及び既存側溝の補修は約11kmの予定です。

ラテライト土(水はけのいい土)を敷設転圧することで丈夫で長持ちな道路を建設

4.農地整備支援(FMS)事業

 バッタンバン州バナン郡チェンミアンチェイコミューンルン村において、水田の均平化作業 を行いました。レーザーによる測量を行いつつ重機により均平な水田整備を実施しています。
 8月は23525㎡の整備が完了、今年4月からの累積完了土地面積は161962㎡(約16ha)です。

均平化作業が終了した水田。籾播きや水質管理等を厳正に行い、期待以上の収穫量が可能に