2022年1月ミクロネシア活動報告

2022/3/23

2022年1月ミクロネシア活動報告

 今月は、清澄丸及び神国丸から漏油を回収するとともに平安丸のモニタリングを行い、チューク州政府の職員に対し潜水器材の整備、3D画像写真撮影及び漏油回収作業について技術移転訓練を行いました。
 また、ミクロネシア政府関係部署やオーストラリアの NGO 等、沈没船の汚染緩和に携わる関係者との間でリモートによるワークショップを行いました。

1 戦没船からの油回収作業

 1 月 11 日から 27 日までの 5 日間、清澄丸及び神国丸の船内に滞留する油を 計 800ℓ 回収しました。

沈没船内に滞留する油に吸引ノズルを装着した状態
ボート上で油回収用ポンプと動力となる圧搾ボンベを点検する専門家と州政府職員

2  モニタリング

 1月 18 日、平安丸が沈む付近の海上に油膜が見えるとの州政府からの通報を受け、専門家が船体のモニタリングを行いました。
 潜水調査の結果、前回のモニタリングと比較して特に崩壊が進んだ様子はなく、大量の漏油の可能性は低いとの結論を得ました。引き続き監視を継続します。


海面の油膜

沈没船の外観を点検する専門家

沈没船の傾斜角を測定する専門家

3 技術移転訓練

 1 月 6 日から 27 日までの 4 日間、チューク州政府職員に対し、潜水器材の取り扱い・整備(座学)、3D画像の写真撮影及び油回収の場を活用した技術移転訓練(OJT 訓練)を行いました。


訓練前に装備・機材を点検

訓練に向かう州政府歴史保存室職員
訓練に向かう州政府水産局職員

吸引ホースを展張する州政府職員

油回収のため船内に入る州政府職員

吸引ノズルをセットに向かう州政府職員

3D 画像の写真撮影をする州政府職員

4 沈没船汚染緩和に関するワークショップ

 1 月 19 日、チューク環礁海域の沈没船汚染緩和の関係者によるワークショップがテレビ会議形式で開催され、岩田現地代表が JMAS の活動をブリーフィングするとともに関係者との意見交換を行いました。

チューク州政府関係者とともにワークショップに参加する岩田現地代表