配置されているカンボジア人通訳を育てることは、ただただ根気のいることです。
今回はその会話の一端を紹介します。
地雷原からの帰りに井戸建設現場に立寄り・・・・・
高山:「お茶でも一杯飲んで行くか・・・」 とつぶやいたら
通訳:「???・・・ 何がオッチャーですか ???・・・ 」
高山:「・・・・ ? オッチャー(素晴らしいというカンボジア語) じゃない オチャ(お茶)だ う~~ん もう!!」
通訳:「・・・・ オッチャー ですか 」
高山:「 お茶だ お茶 お茶 !! タエだ(タエはカンボジア語でお茶のこと) タエ!! タエ!!
クニョム チョン ニャム タエ(私はお茶が飲みたい)だ 解った?? 」
通訳:「 オ チャ 解りました 」
(カンボジアの方は日本語のつまる発音や伸ばす発音が正確ではないので、このようなコミックがしばしば発生します)
また、ある時 車の中で 高山と通訳と運転手の会話で・・・・・
高山:通訳に 「 次のことを 追加 してコミューンの方に電話して伝えてくれ ・・・ 」
通訳:「・・・・・ ????スイカ ・・・ 」
高山:「スイカ じゃない ツ イ カ 追加 だ 更にプラスすることだ・・・ も~~う まったく・・・ 」
通訳:(運転手に聞いている)「 バー(運転手の名前) スイカ??? スコアーテー?(解るか??) 」
運転手:「アラック (カンボジア語でスイカの意味) ??? 」 (日本語の出来ないドライバーに聞く方がどうかしている)
高山:「アラックではない !! ツ イ カ 追加 追加 追加 だ !!! タチツテトの 「ツ」だ もう~~まったく 」 「 ついか と辞書を引け う~~~ん も~~~う」
( カンボジアの方は一般に 「つ」 「ふ」 の発音が苦手です。 「つ」が「す」になったりします。)
これが日々の日本人とカンボジア人の珍道中です。 後では笑い話になりますがその時は笑うに笑えない苛立ちを覚えます。 しかし気長に通訳を育てたいと思います。 気長~~~に・・気長~~~~に・・ 。
(報告者:高山良二)