2021年12月ミクロネシア活動報告

2022/2/22

2021年12月ミクロネシア活動報告

 今月は、神国丸及び清澄丸から漏油を回収するとともに、チューク州政府の職員に対し漏油回収作業の技術移転訓練を行いました。
 また、オーストラリアから JMAS の活動に対する協力の申し出を受け、テレビ会議で協力項目についての検討を行いました。

1 戦没船からの油回収作業

 12 月 2 日から 17 日までの 4 日間、神国丸及び清澄丸の船内に滞留する油を 計 660ℓ 回収しました。

油回収用ホースを沈没船まで展張する専門家
油溜まりに吸引ノズルをセットする専門家

油溜まりの状況

ボート上のポンプで油を回収

油吸引後の状況

油回収用ホースを撤収する専門家

油回収用ホースを撤収する専門家

金子専門家 と 白木専門家

2  技術移転訓練

 12 月 7 日から 17 日までの 3 日間、チューク州政府の水産局職員2名及び歴史保存室職員1名に対し、油回収の場を活用した技術移転訓練(OJT 訓練)を行いました。


訓練を行う歴史保存室職員

訓練終了後に笑顔を見せる水産局職員

3 日豪調整会議

 12 月 22 日、岩田現地代表が現地オーストラリア大使館、オーストラリアの NGO 及び現地日本大使館との間でテレビ会議を行い、チューク州における JMAS 活動の現況について説明するとともに、オーストラリアからの支援受け可能な項目についての意見交換を行いました。

オーストラリアとのテレビ会議を行う岩田現地代表