平成27年6月29日
JMASアンゴラ現地専門家紹介(田原専門家)
自己紹介: 田原 和也(たはら かずや) 昭和40年2月16日生 昭和58年 陸上自衛隊第1施設団入隊、 第3施設群にて任期満了退職 平成2年 東関東キャタピラー三菱建設販売会社入社 平成27年4月 同社退職 元即応予備自衛官、現予備自衛官 |
【動機】
本年3月まで、キャタピラーイーストジャパン株式会社に勤務し、機械のメンテナンスに係る仕事に就いていましたので、海外においては、コンピュータ制御の最新の機械がメンテナンスもされずに放置されたり、古い建設機械が輸出されて、重宝がられているらしいという事くらいの認識しかありませんでした。50歳を目前にして、日本より海外の方が自分の経験や技術を生かせるのではないか?と、日々考えていました。
【採用】
JMASは、自衛隊を定年退官された諸先輩方が、海外において活躍されている組織であることは、以前から承知しており、たまたまJMASのホームページで、アンゴラ共和国で勤務できる専門家を募集していることを知り、ダメ元で応募したところ、新しい事業年度から採用されることになりました。私の様な、自衛隊を任期満了退職した者が、取り立てて特技もある訳もなく、まさか海外での活動に参加できるとは思いもよりませんでした。今回初めての海外勤務ということもあり、不安もありましたが、現地においては、福代表をはじめとするスタッフ及びINAD隊員からも暖かく迎え入れていただくことができました。
【印象】
アンゴラという一般的には余り知られていない国に到着して驚いたことは、ルアンダ市内の開発ラッシュと土埃、そして自動車やバイクの多さに伴う交通渋滞でした。原因の一つは、市内のごく一部にしか信号機がないことです。反面、カシト州など郊外では、川で洗濯や水浴びをする人々や、露店で野菜や果物、自動車部品などが売られていること、乾季の今は一滴の雨も降らないこと、日中は暑さを感じますが夜は肌寒く感じること、などです。
福現地代表、渕上専門家と記念撮影 処理地へ移動中気さくに子供達と記念撮影
スタッフに指示を与えながら整備 ベースを訪れたアンゴラ石油の方々と
【抱負】
ポルトガル語という言葉の壁や、生活面においてはまだまだ不安はありますが、翻訳機を片手に、心機一転努力していきたいと思います。