2019/2/26
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2019年1月ミクロネシア活動報告
1 戦没船からの漏油回収
ダイヤフラムポンプ(圧縮空気駆動の小型ポンプ)を使用し1月は合計610LB(約277Kg)を回収しました。また、回収した漏油を簡易油水分離器で分離した後、貯蔵していたドラム缶7本分の漏油をチューク州環境局に引き渡しました。
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(写真左)漏油回収ノズル(先端が黒色の漏油滞留部位に入っている) (写真右)ダイヤフラムポンプを駆動中の専門家 |
2 漏油回収とともにエアー抜き
沈没船から海面への油漏れの原因の一つは、観光ダイバーのダイビング中の排気により沈没船内の漏油が押し出されることです。また油層と天井部との間には排気が溜まりエアー層となっています。今回、海面への油漏れを防止するため、作業船から沈没船のエアー層までホースをつなぎ、エアー抜きを実施しました。
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