2019年12月カンボジア活動報告

2019年12月カンボジア活動報告

 カンボジア王国では、「地雷・不発弾処理に関連する総合機械処理事業(CMD)(第2 期)」をコンポントム州で、「地雷・不発弾処理を伴う地域開発促進事業(PCD)(第3期)」をバンテアイミアンチェイ州で実施しています。いずれもカンボジア地雷処理センター(CMAC)の隊員に対し、OJT 及び座学で技術移転を行います。また、コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」」をバンテアイミアンチェイ州で実施中です。

1.総合機械処理事業(CMD)(第2期)

12月はクラスター子弾除去機 、対人地雷除去機及び灌木除去機の運用要領について教育し、機械処理要領について識能の向上を図りました。今月もコンポンスバイ郡オーサラ村で133.2haの地雷・不発弾の汚染地域の処理を実施し、対人地雷7発、不発弾40発を処理しました。また、危険回避教育を近傍の村・学校16か所397名に実施しました。


発見した米国製爆弾

回収した不発弾

子供たちに危険回避教育

2.地域開発促進事業(PCD)(第3期)

12月はDM(地雷処理機)の地域の特性に応じた使用要領、地雷原への侵入経路の選定要領、物品管理等について教育し、安全かつ確実に事業を実施しました。今月もマライ郡トゥールポンロー及びオーチュラウ郡オーベイチュアン村で41.29ha の地雷・不発弾の汚染地域の処理を実施し、対人地雷32発、不発弾23 発を処理しました。また、三上大使の現地視察を受けるとともに岡山大学学生、青年海外協力隊等(22 名)の研修を受け、事業の概要について説明するとともに、危険回避教育を近傍の村等4か所22名に実施しました。


ドローンを活用した処理要領の検討・確認

効率的な処理手順の教育

地雷処理機の活動状況

回収した地雷・不発弾

三上大使の現地視察

子供たちに危険回避教育

3.コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」事業

12月はバンテアイミアンチェイ州トゥールポンロコミューンにおいて既存道路の補強整備作業及び道路新設作業を実施しました。時折ダンプトラックの故障整備が発生することもありましたが、慎重に事業を進めた結果、計画より早い成果を収めています。進捗状況は既設道路補強整備3.3kmを完了し、新設道路320m/1.4km(約23%)です。
また、岡山大学の学生9名が今年7月完成したアクピワット小学校を訪問し、楽器演奏、合唱等で生徒たちと交流を図りました。


小学校前の補修整備状況

補修整備中の標識(安全第一)
アクピワット小学生と岡山大学生との交流

演奏に合わせてカラピアの合唱

ドローンで撮影した「OKAYAMA」の人文字!