2020年1月カンボジア活動報告

2020年1月カンボジア活動報告

 カンボジア王国では、「地雷・不発弾処理に関連する総合機械処理事業(CMD)(第2 期)」をコンポントム州で、「地雷・不発弾処理を伴う地域開発促進事業(PCD)(第3期)」をバンテアイミアンチェイ州で実施しています。いずれもカンボジア地雷処理センター(CMAC)の隊員に対し、OJT 及び座学で技術移転を行います。また、コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」をバンテアイミアンチェイ州で実施中です。

1.総合機械処理事業(CMD)(第2期)

1月は CMAC指揮官25名に対しCMD事業地においてDU4と共同で集合訓練を実施し、総合機械処理要領の概要及び工程管理について講義・展示・実習により総合機械処理事業の普及を図りました。今月もコンポンスバイ郡オーサラ村で146.1haの地雷・不発弾の汚染地域の処理を実施し、対人地雷5発、不発弾39発を処理しました。また、危険回避教育を近傍の村・学校15か所338名に実施しました。


総合機械処理要領の講義

機械処理要領の展示説明

クラスター子弾処理機の展示

2.地域開発促進事業(PCD)(第3期)

1月は地域住民との調整・情報収集要領、DM(地雷処理機)の地域の特性に応じた作業手順、地雷原への侵入経路の選定要領等について教育し、安全かつ確実に事業を実施しました。
今月もマライ郡トゥールポンロー及びオーチュラウ郡オーベイチュアン村で41.29ha の地雷・不発弾の汚染地域の処理を実施し、対人地雷32 発、不発弾23 発を処理しました。また、危険回避教育を近傍の小学校等3 か所221 名に実施しました。


地域住民との調整・情報収集

回収した地雷・迫撃砲弾

トゥールポンロー村の住民に
危険回避教育

3.コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」事業

1月はバンテアイミアンチェイ州トゥールポンローコミューンにおいて一部既存道路の補強整備作業及び道路新設作業を実施し、子供達の通学道路及び住民の生活道路の確保に貢献しています。進捗状況は既設道路補強整備3.3kmを補備修正を残しほぼ完了し、新設道路は1.1km/1.4km(約80%)の進捗です。


補修を完了した道路を走行するトラック

道路新設中のドーザー

4.農業整備支援(FMS)事業

1月からFMSのパイロット事業を開始ました。
事務所の整備も完了し、コマツ機材の受領及び当機材の取り扱いから実機材を使用した作業要領について一連の基本教育を受講しました。農業用機材の交差教育を操縦手(OP)相互で実施し操作技能を練成中です。


到着した機材

アタッチメントの脱着練成

農機としての耕転要領の練成