2020年3月カンボジア活動報告

2020年3月カンボジア活動報告

 カンボジア王国では、「地雷・不発弾処理に関連する総合機械処理事業(CMD)(第 3 期)」をコンポントム州で、「地雷・不発弾処理を伴う地域開発促進事業(PCD)(第3期)」をバンテアイミアンチェイ州で実施しています。いずれもカンボジア地雷処理センター(CMAC)の隊員に対し、OJT 及び座学で技術移転を行います。また、コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」をバンテアイミアンチェイ州とバッタンバン州で実施中です。

1.総合機械処理事業(CMD)(第3期)

3月に3期を開始し、新しい被教育者の素養試験を実施しました。また、地雷原の表示、探知機やGPSの取り扱い、爆破処理作業及び安全管理について教育しました。今月もコンポンスバイ郡オーサラ村で7.5haの地雷・不発弾の汚染地域の処理を実施し、対人地雷3発、不発弾156発を処理しました。また、危険回避教育を近傍の村・学校12か所359名に実施しました。


素養試験

探知機の取り扱い教育

危険回避教育

2.地域開発促進事業(PCD)(第3期)

3 月は 竹林での灌木除去機の運用及びハンドブックを活用した探査要領について教育しました。また、コロナ感染予防のため体調管理及び衛生指導を実施しました。今月もマライ郡トゥールポンローで 90.53ha の地雷・不発弾の汚染地域の処理を実施し、対人地雷 12 発、不発弾15 発を処理しました。また、危険回避教育を近傍の住民 7 名に実施しました。


灌木除去機の運用

探査要領の教育

危険回避教育

3.コミュニティ総合開発プロジェクト「安全な村づくり(SVC)」事業

本年度のSVC 事業は、次の3項目を柱として活動中でしたが、

① バンテミエンチェイ州トゥールポンロコミューン内に約1.4 kmの道路新設
② 同コミューン内の既存道約3kmの補強整備
③ バッタンバン州チャイミンチェイコミューン内の既整道約3kmの補強整備

3月中旬をもって全て事故なく終了しました。
この事業により通学道路が良くなり子供達が安全に通学できるようになるとともに、7.4kmに及ぶ住民の生活道路が主要道路と連接される等生活環境が向上します。

完成したアクピワット小学校の引き渡し式典(7月8日)

小学校前の道路の整備状況

新設道路の整備状況

4.農業整備支援(FMS)事業

2020年1月から開始のFMS事業は、機材搬入~基本操作~メンテナンス要領を教育し、その後は自主練習を重ね3月現在、機材の整備、操作の技量は着実に向上しています。
また、農地整備申請の手続きに関し、コミューン関係者に事業の理解と協力・支援を要請しました。


農耕機材の操作実習

農地整備の全景