アンゴラ活動状況(10月分)
1 全 般
① 割り当て地区Oゾーンの地雷処理活動を実施しました。
② マランジ州INADの研修を実施しました。
2 写真報告
・現在地雷処理活動を実施しているOゾーンは、斜面が多く、また突然大きな石が現れてDMに衝撃を与えます。
隊員はその都度ビットを点検して、欠損部分は整備日に溶接補修を実施します。
Oゾーンの凸凹地を処理するDM
Oゾーンの凸凹地を処理するDM
溶接整備をする現地スタッフ 溶接機の点検整備を指導する田原専門家
・JMASベースから約30km離れたリボンゴ村落やら大量の不発弾等が発見されました。この様に一挙に
大量の不発弾等が見つかったのは数年振りだということでした。付近では炭焼きの為に人が立ち入る
こともあるので、村長らと調整の上今後も情報収集に努めたいと思います。
大量に発見された遺棄砲弾
・今月はマランジINADを研修しました。ブリーフィングの後機材等の展示・説明を受けた後、現場に
おいてマニアルチームの活動状況についてブリゲーダー長の説明を受け、プロテクターを装着して
現場を視察しました。
マランジINAD長のブリーフィング プロテクターを装着した渕上専門家
・JMASのベースキャンプがあるマブバス村からの依頼により、その都度ゴミ穴を掘削していますが、
今回田原専門家の指導の下、渕上専門家をOJT教育により機械操作の習熟訓練を実施しました。
最初は緊張した面持ちで実施していましたが、その後は一人で機械操作出来るようになりました。
渕上専門家を指導する田原専門家 習熟して一人で機械操作をする渕上専門家
ゴミ穴を掘削中 ゴミ穴で遊ぶ村の子供達
・今月もJMASベースへ支援企業の方々が大勢お越し頂きました。
トヨタ・デ・アンゴラ社の古谷様が取材の為にベースを訪れていただきました。
・ 住友商事のスタッフがベースを訪れ、育成支援を頂いている「サミットマブバス」のチームに
ユニフォームをプレゼントして頂きました。
機材整備指導をするコマツ佐々木様 現地においてDMの様子を窺う吉村様
・クワンザ安の影響は、田舎のマブバスでも徐々に現れている模様です。村の中は一時期ゴミが
かなり散乱していましたが、今回の清掃活動では殆どゴミがありませんでした。近くの建設現場
においても、中国人の従業員の姿が見当たりません。近隣のブラックマーケットでの買い物では
500円位だった野菜が、今では倍以上の値段となっています。
清掃活動をするコマツ佐々木様 日中の気温は40度を遥かに超えています。