カンボジアの地雷と不発弾

何故、カンボジアには、不発弾が多いのですか?

1965~1975年、中国とソ連が支援する北ベトナム軍と、アメリカが支援する南ベトナム軍が戦争をしました。

 

ベトナムは、日本のように細長い国であるために、北ベトナム軍とベトコン・ゲリラ部隊が、ラオスやカンボジアのジャングルを通って、密かに物資や兵士やゲリラを送り込んで、サイゴンにいる南ベトナム軍を攻撃しました。これを「ホーチミン・ルート」と言います。
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この「ホーチミン・ルート」に対して、アメリカ軍は、南ベトナム軍を助けるためにB-52爆撃機で240万トンの爆弾を落としたり、大砲で砲撃を加えました。そのうちの一部が、爆発することなく、不発弾となりました。