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平成14年度事業完了報告
平成15年3月18日付日本NGO支援無償資金協力贈与契約に基づく「カンボジア・プレイベ-ン州における不発弾処理事業」が平成16年2月29日をもって完了いたしましたので、下記のとおり報告します。
記
1 事業の実施期間: 平成15年3月18日~平成16年2月29日
2 事業の実施成果(要約):
(1)達成度
不発弾11,459個、地雷40個を処理し、汚染スボット数を44%減少させることができた。今年度の活動重点地域の安全化は概ね達成された。又、啓蒙活動及び技術移譲も計画どおり実施した。
(2)評価
処理活動と啓蒙活動の相乗効果により、従来10名前後であった不発弾及び地雷による事故被害者は、活動期間において零にすることができた。このことから地域住民の生活の安定化に寄与することを目標とした今期の事業計画は妥当であり経費使用も効率的且つ有効的であった。
(3)今後の方針
活動地域をプレイベ-ン州、カンダ-ル州及びスバイリエン州の3州に広げ「カンボジア南東部における不発弾処理事業」として16年度以降実施する。実施期間は平成16年5月29日~平成17年5月29日である。
3 日本NGO支援無償資金精算額:
契約額348,366米ドルより60,509.03米ドルの減であった。
4 会計報告 別紙「無償事業資金収支表」のとおりである。
別紙
日本NGO支援無償事業資金収支表(ドル建て分)
実施団体名:日本地雷処理を支援する会
事業名(実施国):カンボジア プレイベ-ン州における不発弾処理事業(カンボジア)
事業期間:2003年3月13日~2004年2月29日
(注1)カンボジアで一般的に流通しているUSドルと現地通貨のリエル間の為替差損である。
日本NGO支援無償事業資金収支表(円建て分)
実施団体名:日本地雷処理を支援する会
事業名(実施国):カンボジア プレイベ-ン州における不発弾処理事業(カンボジア)
事業期間:2003年3月13日~2004年2月29日
無償資金 | 自己資金 | |
1 収 入 | $131,782.00 | $26,176.00 |
2 支 出 | ||
1)現地事業費 | ||
①直接費目 | ||
(a)役務調達費 | $0.00 | |
(b)資材調達費 | $13,586.00 | |
(c)施設調達費 | $3,3360.00 | |
②ソフト費目 | ||
(a)現地スタッフ雇用費 | $2,776.00 | $6,120.00 |
(b)プロジェクト管理費 | $28,265.00 | $20,056.00 |
(c)人材派遣費 |
$0.00 |
|
2)本部プロジェクト実施経費 | ||
①本部スタッフ人件費(専門家謝金) | $0.00 | |
3)外部監査費 | $3,795.00 | |
為替差損(注1) | $0.00 | |
総支出
|
$131,782.00 |
$26,176.00 |
残高 | $0.00 | $0.00 |
日本NGO支援無償事業資金収支表(円建て分)
実施団体名:日本地雷処理を支援する会
事業名(実施国):カンボジア プレイベ-ン州における不発弾処理事業(カンボジア)
事業期間:2003年3月13日~2004年2月29日
無償資金 | 自己資金 | |
1 収 入(注2) | 25,346,986 | |
2 支 出 | ||
1)現地事業費 | ||
①直接費目 | ||
(a)資材調達費 | 0 | |
②ソフト費目 | ||
(c)人材派遣費 |
1,782,810 |
|
2)本部プロジェクト実施経費 | ||
①本部スタッフ人件費 | 21,171,360 | |
②保険費 | 188,220 | |
③本部会議費 | 147,900 | |
④本部通信費 | 693,600 | |
⑤プロジェクト資料作成費 | 0 | |
⑥雑費 | 1,362,730 | |
総支出
|
24,801,123 |
|
残高 | 545,773 | 0 |
(注2)在カンボジア大使館より入金されたドル額を、本部事務所にて収入計上した日の東京三菱銀行TTMにて算出した円貨額である。