2025/8/6
7月は、前半には専門家が半年に1回の身体検査受検のため一時帰国し、また後半には業務の都合でレンジャー隊員の技術移転教育への参加が満足に得られず、十分な捜索活動ができなかったため、マラカル湾内でのERW捜索の成果は得られませんでした。
今年は、太平洋島嶼国で4年に1度行われるスポーツの祭典「Pacific Mini Games」が20年ぶりにパラオで開催され、6月29日から7月9日の間、23の国・地域から2000名に及ぶアスリートがパラオに集い、12の競技で競い合いました。開会式当日は生憎の雨でしたが、期間を通じて各会場で熱戦が繰り広げられ、国中が大いに盛り上がった11日間でした。
7月恒例の米国独立記念行事が、ミニゲームズ期間を避ける形で7月14日に米国大使館主催で行われました。こちらも生憎の雨の中の開催となりましたが、各国大使やパラオ政府関係者が多数参加しました。
7月16日に、第2回の「UXO Technical Working Group」会合が開催され、パラオにおいて陸上の不発弾処理を実施しているNGO「NPA : Norwegian People’s Aid」により不発弾処理技術が紹介されるとともに、NPAが管理する処分場において、施設研修及び不発弾の処理についての展示が行われました。