2026年8月ミクロネシア活動状況

2026/9/4

 8月のJMASミクロネシアでは、清澄丸での油回収作業を進めるとともに、チューク州政府職員への技術移転、油回収器材の改良、州政府や連邦政府への活動報告などを行いました。

チューク州政府職員への技術移転
 8月から、チューク州政府職員を対象とした油回収技術の移転を開始しました。7日にはダイバー要員3名、船上作業員要員2名がJMASの作業船に乗船し、リオ丸で実際に行われている油回収作業を見学しました。ダイバー要員はスノーケリングで水面から専門家の潜水作業を確認し、実際の作業について理解を深めました。
 その後も参加者の潜水技量を確認するなど、今後の実技訓練に向けた準備を進めています。なお、州政府側の訓練などのため、技術移転は9月中旬以降に実施する予定です。

神国丸からの油回収の準備
 これまで重点的に油を回収してきた清澄丸では、船内に残る油を確認しながら、各甲板のエア抜きや油回収作業を進めました。
 神国丸では10日に油を吸い込む器材とホースを設置し、12日には新しく導入したポンプと太いホースを使用して回収試験を行いました。その結果、約4分間で50リットルを回収することができ、従来の器材に比べて大幅に回収能力が向上しました。今後は清澄丸に残る油を可能な限り回収した後、神国丸を中心とした作業へ移行していく予定です。

ポンペイで活動状況を報告
 8月下旬にはポンペイを訪問し、ミクロネシア連邦政府関係者や在ミクロネシア日本国大使館に、JMASのこれまでの活動状況を報告しました。27日には連邦政府の担当大臣に中間報告を行い、同日午後には籠宮駐ミクロネシア日本国大使にも、油回収の進捗や今後の活動予定について説明しました。


船上作業要員に取り扱いを説明 

スノーケルで見学するダイバー要員

バックロールエントリーで入水

浮力調整教育

神国丸に回収ホースを設置

新ポンプ(橙色)の試験運用

連邦政府資源開発大臣に報告

籠宮日本国大使に報告