2012年10月11日 事務局だより(第205号)

2015/3/18

探知機体験が人気 グローバルフェスタに参加 東京都千代田区の日比谷公園で10月6、7日に開かれた「グローバルフェスタJAPAN2012」にJMASは今年も参加、会場を訪れた多くの人にカンボジアやアンゴラなど海外での活動状況を説明、理解と支援を訴えた。
JMASのテントが公園内の「裏道」側になったことや7日の午前中があいにくの雨模様になったことから、人出への不安もあったが、三連休ということもあり、多くの人がJMASのテントを訪れ、写真パネルを見ながら、説明に耳を傾けた。
特に、カンボジアで実際に活躍中の「地雷探知機」への関心は高く、多くの人が足を止め、「体験してみませんか」との呼び掛けに小学生の子供から外国人までが目を輝かせて探知体験に挑戦。
探知機を手にした人たちはまず「重たいですね」。そして探知機が金属片を探知、電子音が変化してそれを知らせると一様に驚いた様子で、「なるほど」と貴重な体験を喜んだ。美少女に扮したフィギュアを連れたインターネットのニュースサイトによる飛び込み取材もあり、JMASのテント前はカメラ片手の人で混雑する事態にも。
「カンボジアの地雷に関するNGOやNPOがあちこちにあるのですが、JMASとの違いはなんなのですか」と積極的に質問してくる方も多く、「地雷除去や地雷被害者への資金援助ではなく、実際に地雷や不発弾を探知して、除去する活動を支援している。専門知識や技術が求められるためにJMASは自衛隊員のOBが多く参加している」と丁寧に説明、理解を求めた。
販売したカンボジアの手芸品クローマーやコマツ製の対人地雷除去機のミニカーの売れ行きもまずまずで、用意した活動案内のパンフレットも7日午後にはなくなってしまうほどの活況だった。

「ボクにもできるかな」