2026年5月セネガル活動状況

2026/6/8

地雷処理支援活動を開始しました。

 日本地雷処理を支援する会(JMAS)は、セネガルにおける地雷処理支援事業を開始しました。現地事務所代表はじめ現地勤務者は、2026年3月10日にセネガルへ入国しました。その後、本格的な事業開始のための準備に奔走しています。4月末、新CNAMS長官の尽力により、セネガル内務省からNGO認定を受け新たなNGO組織認定書が発行される見通しが立ち、正式に活動開始の準備が整いました。これにより、セネガル南部カザマンス地方での事業を本格的に展開できる運びとなりました。
 令和8年5月7日、ジガンショール市にて在セネガル日本国大使館主催の「カザマンス地雷除去支援式典」に参加しました。本式典には赤松武全権大使、ジガンショール州知事、UNDP現地代表、CNAMS長官など多数の来賓が出席されました。式典では、JMASとCNAMS、さらにNC(National Capacity)との間でMOUが締結され、JMAS地雷処理専門家による教育訓練を通じて、3年後の自立的な地雷処理専門家育成を目指すプロジェクト(ESPOIR CASA)が正式に始動しました。このMOUに基づき、JMASは機材提供と技術移転を行い、人材育成を推進することで、持続可能な自立運用の確立を支援していきます。
 式典終了後は国立農業試験所(ISRA)へ移動し、人力による地雷除去(Manual demining)およびコマツ製地雷除去機(DM)を用いた機械的地雷除去(Mechanical demining)のデモンストレーションを実施しました。
 なお、カザマンス地方の地雷完全除去(2031年目標)はセネガル政府が掲げる国家的目標です。JMASはその達成に向け、CNAMSおよびNCとの協力を通じて技術移転と人材育成を進め、現地の自立的な地雷処理体制の確立を支援してまいります。


赤松大使(左端)が見守る中、MOUに署名している土生円徳代表(左)とCNAMS長官(右)

MOU締結後、握手する土生代表(中央)とNC代表(その右側)

地雷探知機機能点検の実演を見学する赤松大使(左から2人目)とCNAMS長官(その後)

人力地雷除去の実演を見学する赤松大使(左端)とCNAMS長官(左から3人目)

コマツ製地雷処理機(DM)による機械式地雷処理作業の実演

DMに搭乗する赤松大使とUNDP現地代表(操縦席内)、 CNAMS長官(左端)、

現地メディアのインタビューに対応する赤松大使 (中央)とCNAMS長官(その右)

CNAMSとNCの主要メンバーと記念撮影
堀井専門家(左端)は体調不良で4月末帰国