2014年4月17日 事務局たより(第221号)

2015/3/25

JMAS東京事務所研修

 4月17日、岩手県北上市立北上中学校の3年生6名(小田島さん、小原さん、佐藤さん、高橋さん、鶴巻さん、藤原さん)が修学旅行の一環として、 JMASの東京事務所を研修の為に訪れました。

広報担当者の、「各国で活動するJMASの地雷処理の現況」についてのブリーフィングには真剣に耳を傾けて おり、現場で実際に使用されているプロテクターを着けて地雷探知機の体験では、その重さに驚いていました。たまたま一時帰国中のアンゴラ地雷処理専門家の 福専門家は、現地での体験談等話しをされ、全員興味深く聞き入っていました。質疑応答では「何故この仕事をしようと思ったのか?」「地雷処理をすることに 恐怖心はないのか?」「現地での生活状況」など質問が相次ぎ、予定時間を1時間以上オーバーすることになりました。最後に谷川事務局長から研修者に対し て、「①1999年に発動した対人地雷禁止条約により、地雷処理の弘済的な支援が本格化し、日本は最大の資金拠出である。」「②地雷処理は、被害を防止す ることに加え、地域の発展や人々の生活向上の為に、また、人々が将来に向けて自立する為に必要である。」ということを心に留めて貰いたいとの要望があり、 皆元気に頷いていました。今後も若い人たちに、少しでもJMASの活動について話を聞いて貰える機会が増えることを期待しています。

映像を見つめる研修者          地雷探知機を体験する学生

福専門家の話に興味津々        事務局員と記念撮影