2025/2/7
明けましておめでとうございます。日本外務省ODAによる資金援助により2012年から続けてきましたJMASパラオ事業も今年は一区切りの12年目となりました。「ヘルメットレック」の爆雷処理及びコロール州レンジャーに対する技術移転教育という活動の2つの大目標の完遂を目指して、本年もJMASパラオ職員一同頑張りますので、皆様からの応援もよろしくお願いいたします。
1月は、潜水作業従事者に対し半年に一回の実施が法令で義務付けられている「高気圧作業健康診断」を日本で受検するために、潜水作業専門家が2週間不在となった等の影響により、「ヘルメットレック」の爆雷処理が実施できませんでした。ただ、マラカル湾のERW捜索は継続して実施し、40mm対空機関銃弾12発、20mm機関銃弾10発を含む弾薬33発を発見するとともに、二式爆雷も2発発見し、それぞれ処分しました。
トピックスとしては、1月7日に年始恒例の日本大使館主催「賀詞交換会」が開催され島田代表が参加しました。また、1月16日には、再選されたウィップス大統領の就任式典が行われ、岸川JMAS理事長の代理として島田代表が参列しました。日本からは岩屋外務大臣が参列されました。また、大使館において、大臣に同行された土屋衆議院議員(日パラオ友好議員連盟会長)とJICA、ピースウィンズジャパン及びJMASとの懇談が行われ、島田代表が参加しました。