2025/10/6
2025年9月11日(木)、チューク環礁のウーマン島の沖合約600メートルに沈んでいる戦時中の船から、大量の油が流れ出し、周辺の海や沿岸に大きな被害が出ました。
この事態を受けて、州政府は緊急事態を宣言し、対応チーム(タスクフォース)を立ち上げました。JMASも発生直後からこのチームと協力し、潜水調査などを行いながら、次のような取り組みを行いました。
- 油が漏れている場所を特定
- 流出量の変化や今後の見通しを調査
- 回収の方法について提案
- 今後の観測や監視のやり方を検討
時間がたつにつれて油の流出は少なくなり、現在はわずかな量にとどまっています。
今回の対応を通じて、私たちは 緊急時にどう動くか、そして他の機関とどう協力するか について多くの学びを得ることができました。また、将来起こりうる同じような事故に備えることの大切さを、改めて強く感じました。