2025年2月カンボジア活動状況

2025/3/7

 カンボジアで、新たに2つの地雷・不発弾処理を伴う復興支援事業が2月から始まりました。タイと国境を接する北西部バンテアイミエンチェイ州における地雷処理促進・復興支援事業(PRDB)とラオスと国境を接する北部ストゥントレン州における不発弾(クラスター子弾)処理促進・復興支援事業(PRCS)です。
 JMASは、2002 年から当地で地雷・不発弾の処理事業を行っています。今回の事業では、地雷・不発弾の汚染地域100haの処理とクラスター子弾の汚染地域240ha の安全化を行うとともに、危険回避教育や農業支援活動を行います。
 これらの事業により、カンボジア政府が掲げる「地雷ゼロ」の目標達成に貢献するだけでなく、被害の減少や地域社会の持続可能な発展促進が期待されています。
 JMASにとっても、故郷カンボジアでの新たなページをひらく活動となります。


地雷の探査活動

活動中の灌木除去機

発見された不発弾ボール状のものがクラスター子弾

不発弾の爆破処分

農業支援のためのMOU締結

村民から聞き取り調査
(PRCS農業支援)