2025/6/9
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通して高温多湿で、1年を通して日本の夏のような気温です。四季はなく、雨季と乾季に分かれています。雨季は5月下旬~10月の間です。雨季といっても一日中雨が降り続けるということはなく、「スコール」という激しい雨が一日のうち1-2時間ほど降るのが一般的です。気温は32~34℃程度、雨量はひと月に200㎜程度です。
この間は地雷や不発弾処理活動にも影響がでます。現在の活動地域は人口の多い地域から離れていますので道路事情が悪く活動現場へのアクセスが特に問題です。また、夕方近くになって雨が降る確率が高いので処理活動も早朝から昼過ぎまでというのが一般的です。
天候に関係なく行う活動もあります。地雷・不発弾等処理活動、処理後の復興支援に加えて、JMASが行うもう一つの重要な活動は、「危険回避教育」です。これは処理活動を行っている近傍の児童や一般住民に対して、地雷や不発弾から身を守るための基礎的な知識を持ってもらうために行っています。
今回は雨季における活動地域近傍の道路状況や危険回避教育の状況の写真を掲載します。