2026年1月ミクロネシア活動状況

2026/2/4

 2026年の新年を迎え、ミクロネシア連邦チューク州において、JMASの現地チームは、本年も「安全第一」を最優先に掲げ、チーム一丸となって事業に取り組み始めました。新年最初の出港は、1月6日(火)でした。
 当日は、金毘羅様の海上安全旗を掲げ、清澄丸の沈没地点において献酒を行い、本年の無事故と作業の安全を祈願しました。昨年9月に発生しました、りおでじゃねいろ丸からの大規模な油流出につきましては、現在は概ね収束しており、油回収作業はおおよそ10日に1回程度の対応となっています。このため、現在は本来の事業である戦没船からの油回収事業に、より集中できる状況となりました。
 2026年は、JMASが本来の目標の一つとして掲げている「ミクロネシアの人々が、自らの手で油の回収ができるよう技術を移転すること」について、これまで以上に取り組みを進めていく予定です。現地関係機関と連携しながら、実地訓練や現場での技術指導を通じて、持続可能な油回収体制の構築を目指してまいります。
 さらに、昨年末には、チューク州において初めて、地元の方が日本国政府から在チューク名誉総領事に任命されました。チューク州に在住する日本人はわずか10名弱であり、今回のご指名は、当地に暮らす日本人にとって大変心強い出来事となりました。
 先日には、大統領および州知事も出席される就任披露レセプションが開催され、チューク州に住む日本人の方々も参加し、現地関係者の皆様と親交を深めることができました。
 2026年、チューク州におけるJMASの活動は、油回収の現場対応にとどまらず、地域に根ざした技術移転と人材育成を柱とし、新たな段階へと進んでいます。


チューク環礁の外縁

海上安全を祈念して献酒

沈没船の中に入るダイバー

リオ丸の油回収器(手作り)

在住の日本人の方々

連邦大統領にご挨拶