2026年4月ミクロネシア活動状況

2026/5/8

 2026年4月、JMASミクロネシアチームはチューク州において、夏島周辺の沈没船からの油回収活動を継続しています。

 月初はメンバーの引っ越しや生活・通信環境の整備を行い、活動基盤を安定させました。その後、台風4号(シンラク)の接近・通過により、全島停電や断水など大きな影響が発生しましたが、その後、安全を最優先に対応しながら可能な範囲で油回収等を再開しました。

 停電中は発電機を活用し、油の移載作業など必要な作業を実施しました。4月中旬には、リオ丸および清澄丸において油回収を再開するとともに状況確認を行っています。清澄丸では船体の一部崩落を確認し、海面への油の発生も確認されたため、引き続き慎重な監視を行っています。現場の視界条件が厳しい状況もありましたが、専門家チームが安全を確保しながら対応しています。

 また、州政府や環境保護局(EPA)との連携を強化し、台風被害状況の共有や災害対策本部との情報交換を実施しました。月末には事務所および倉庫の電力が復旧し、活動環境は徐々に正常化しています。厳しい自然条件の中ではありますが、JMASは今後もチュークの海を守るため、油回収・監視活動を継続してまいります。


新メンバーでの団結式(ランチ)

新メンバーの慣熟訓練の様子

台風4号による被害(市街地) 

転覆してしまった作業船(手前)

台風で転覆した船(WENO港) 

州政府依頼による岸壁調査協力

C130で米軍医療チームが来訪

米軍が現地に臨時診療所を開設

台風通過後、油回収再開

台風の影響による崩落個所調査