2025/12/3
一般社団法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)は、ミクロネシア連邦チューク州において、9月より続く「りおでじゃねいろ丸」油流出事故への対応に全力で取り組んでまいりました。11月現在、流出量は徐々に減少傾向にあり、地域社会・政府関係者の協力のもと、環境への影響軽減に向けた活動を継続しております。
同時に、JMASが本来より取り組んできた戦没船「清澄丸」に残存する油の回収作業も、安全を確認しながら再開いたしました。
■ 国際社会の関心と調査団の派遣
チューク環礁には第二次世界大戦の戦没船が数多く残存しており、戦後80年を経て油流出リスクが高まっていることは、かねてより指摘されていました。今回の流出事故を受け、国際社会における関心が一層高まり、以下の機関が現地調査を実施しています。
- 国連開発計画(UNDP)調査団
- 日本国外務省の調査団
- その他国際機関・各国専門家
■ 11月20日 ポンペイ州での政府要人・関係機関との意見交換
11月20日(木)、久しぶりにポンペイ州へ出張し、以下の関係機関と情報交換を行いました。
- ミクロネシア連邦政府 各省庁
- 在ミクロネシア日本国大使館
- 国際協力機関および支援パートナー
ミクロネシアの豊かな海を守るため、JMASは今後も誠実かつ専門的に活動を続けてまいります。



2025年11月ミクロネシア活動状況




