2026年2月カンボジア活動状況

2026/3/5

 2月4日に在カンボジア日本国大使館にて、新たに12ヶ月間のストゥントレン州における不発弾処理及び農業支援事業の事業資金供与に関する署名式が開催されました。この事業は前年度事業を継続発展させるためのもので、事業地も引き続きラオス国境に接するボレイオースワイセンチェイ郡となります。植野大使からはJMASに対する期待が寄せられ、そのことを誇りに思うと同時に、カンボジアのため、何より日本のためにと、身が引き締まる思いでした。その日の午後には、カンボジアの地雷処理機関であるCMACとも協力に関する合意書に署名を交わしました。2002年から続く協力関係を維持発展させるものです。
 また同月中旬には、農業支援の中心地となる土地の無償提供と不発弾処理への協力に対する合意を更新する署名をボレイオースワイセンチェイ郡と交わしました。同郡長は2年目を迎えるJMASのこの地での活動に対し、JMASと何よりも日本へ向けて心からの感謝を口にしていたことをここでお伝えします。
 事業開始時にはCMACの教官と共に、不発弾処理に従事するCMAC隊員へ1週間をかけてのリフレッシャー教育を実施します。これにより、基本動作を確認し、気持ちを一新させることで危険を伴う作業への練度を高めることとなりました。
 そして日々、ベトナム戦争で投下され不発弾のままとなっているクラスター子弾が探知発見され、爆破処分あるいはクラスターマシンと呼ばれる重機による破砕処分がなされています。この新たな事業も無事故で完遂し、カンボジアの発展と日本との友好関係促進に寄与したいと願っています。
 農業支援においても、引き続き私たちもカンボジアの土壌や気候を学びつつ、より農家のためになる技術や知識の提供と共有を図っていきます。

在カンボジア日本国大使館との贈与契約書署名式(2026.2.4)


CMACとの事業協力合意署名

ボレイオースワイセンチェイ郡との事業協力合意署名

リフレッシャー教育での弾種に関する講義 

日々の探査と発見されるクラスター子弾